テレワークが長期化している中、「あれ?この時の業務フローってどうだったっけ?」
「しまった!!テレワーク中の残業申請はどうだっけ?」など、うっかり忘れてしまう業務ってありますよね。
とはいえ、先輩や同僚をはじめ、時には総務や経理の担当者にメールや電話で問い合わせをするのも何か気が引けてしまいます。
今回は、そんなちょっとしたことを誰かに聞かなくても良くなる<チャットbot>についてお伝えしたいと思います。
1. チャットについて
はじめに、今もなおコロナの安全対策の一環としてテレワークや在宅勤務が推奨される中、以前であれば隣の仲間や内線で聞けたことも、ちょっとしたことが聞きづらい状況となってしまいました。そこで多くの企業で導入されはじめてきたメール文章のように硬い文章を作成せずとも、やり取りすることができるビジネスチャット(Chat)です。
主なビジネス向けチャットツールを挙げてみます。
・Microsoft Teams
・Slack
・LINE WORKS
個人利用でのチャットの代表格はLINEが有名ですが、ビジネスシーンではSlackが広く浸透しているような印象を受けます。(筆者の私見ですが)
これにより、ちょっとした先輩や同僚、チームやプロジェクト間で問題解決が簡単にできることが波及の一因となっています。
2. チャット botとは?
最近、企業で導入事例が増えたことで、チャットの使い方がもっと便利になっているのをご存知でしょうか?
それは、チャットにプログラムやシナリオを埋め込むことで、テキストのリクエストに対して一定の回答や返信をしてくれる「bot」と呼ばれるチャットの使い方です。
その使い方は、主に会社の定型化された業務フローをテキスト化しシナリオ仕立てしてあげることが出来れば、botにそのリクエストに答えてくれるのです。
例えば、<残業>とキーワードを入力すると、次の選択肢が表示され、<上長への申請方法>or<残業手当の計算>or<該当する残業業務>など会社で規定された関連する内容へ誘導してくれます。
もちろん、キーワードで該当しない業務や思った回答・返信とならないこともあるかもしれませんが、このbotがあるだけで相手方の時間と手間を取らせることなく解決の糸口が見つかるかもしれません。さらにbotの活用を広げていくと、お知らせなどの自動通知機能や社内システムとの連携などもできるようになっています。
チャットbotは、テレワークでコミュニケーションが取りにくくなった今、新入社員さんや異動等で何かとちょっと聞きづらいことがある人には救世主であり、チャットbotが仲間のように助けてくれるかもしれません。
最後に各社のbotの利用について記事をご紹介します。
個人や部署、色々な業務シーンの参考にしてい頂きご活用をご検討ください。
・Microsoft Teams botの記事(Microsoft社)
・Slack botの記事(Slack社)
・Chat Work botの記事(Chat work社)
記事作成:クラウドソーシング
編集・監修:株式会社インストラクション